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■ねないこだれだ(アッシュ×ギンジ)




ギンジが当サイトのイメージとは若干異なっております。
娼婦のようなギンジがみたくない人はお戻り下さいませぇえええー!!!;;】




















薄闇の裏路地。

『お金が欲しくて自分を売る』なんて、よくある話。

 

別に、お金が欲しいわけじゃない。

貰わないと好きモノと思われて面倒な事になるから貰う。

 

欲しいのは、痛いくらいの貴方からの愛。

 

犯してください。

 

もっと、ぐちゃぐちゃにして下さい。

 

もっと、もっと。

 

 

貴方から与えられるもの全てに酔いしれていたいんです。

 

 

 

 

 

 

「…お前、またやっていたな。」

宿の部屋に戻るなり、乱暴に腕を引かれて壁に押し付けられた。

紅い髪は降ろされていて、自分を睨む相貌が見え隠れする度にギンジの
背筋に冷えたような刺激が走った。

 

「どういうつもりだ?……俺を馬鹿にしてるのか?」

「……ッ」

怒気を抑えた低い声が耳元を掠めながら、アッシュの手がギンジの下肢を這う。

「…、…あッ…!」

ベルトを短刀で切られ、短く声を出した瞬間。

乱雑にズボンを引き降ろされ、触れられたのは背後の自分の秘所。

まだ、一時間も満たない前に犯されていたソコはまだ濡れていて。

「…んっ…は…」

確かめるように襞を撫でられ、軽く指を突き入れられ。

ぬるりとした感触に、相手から底冷えするような眼差しが向けられた。

「…舐められたもんだな。今回は掻き出してもねぇのか。」

「んぁ…っ、ごめ、なさ…」

ふるりと身を震わせ、ソコを割り開かれては滴る粘液の感触に行為の熱を
思い出し、ギンジの身体は火照っていく。

アッシュの指が内壁の浅い部分を擦り撫でる度に、感じ入る身体。

さっきの知らない男との行為より、今のこの時の方が胸が高鳴る。

 

 

 

+++++++

 

「…ひッ、ぃ、ァあぁ!!!

 

目の前にあるベッドじゃなく、床に叩き付けられ、頭を強く捻じ伏せられ。

憎しみを込めて髪を掴まれて頭皮が痛い。

でも、それ以上に。

「…まだだ、ギンジ。」

低い声が聞こえた、と頭で認識したと同時に掴まれた髪を引かれ、背を撓らせた。

血塗れた結合部は、何度も吐き出された白濁の液が混ざり合っては泡立っている。

行為の激しさを物語る証拠。

「あっ・・あっ・・んく…ッ!!

断続的に奥を強く突かれ、それに合わせるかのように枯れる寸前の声で喘ぐ。

がくがくと揺さぶられる身体とは裏腹に、その表情は苦痛の中に恍惚を見出した様で。

頭を振り乱しては善がり狂い、パタパタと床に汗と血が撒き散らされる。

「んン…っ!!ん、ふ…んあぁあ・・・!!

「善がってんじゃねぇよ。…俺を、裏切っておいて。」

「!あぅ…っ!!

繋がったままの状態で、身体をうつ伏せから仰向けにさせられ。

頭を床に叩き付けられて、鳩尾を殴られて。

濡れた音と共に室内に響くは、殴られて軋む骨の音。

 

「お前は…っ、どれだけ俺を裏切れば済む!?」

 

搾り出したかのようなアッシュの苦しげな声がギンジに向けられる。

どれだけ愛しても、何かがズレていく感覚。

苦痛を与えられているのはギンジの方なのに、アッシュの方がその表情は

苦悶に満ちていた。

「…ッ」

「ひァ、ぁアあ…ッ…ぅぐ…!!

腰を最奥へ打ち付け、互いが果てると同時にアッシュはギンジの首元に歯を立てた。

頚動脈を噛み千切るかのようなその牙に、ギンジは目を見開き傷みに呻く。

じわりと、ギンジの肌を紅く染めていく。

 

まるで、獣が捕食しているかのような交わり。

 

「あ…アぁ…」

首筋の激痛と、下肢を襲う熱液の快楽にギンジの目は焦点が定まっていない。

短く、懸命に息を吸っているだけ。

 

「…ごめ、なさ…」

まるで、催眠にでもかかっているかのように口が開き、言葉が洩れる。

「オイラ、が…愛…てるのは、アッ…シュさん、だけ、です…」

「…お前は俺のものだろうが…」

首筋から顔を上げ、アッシュはギンジを見下ろした。

するとギンジは満足したのか、弱々しくも微笑み、そのまま意識を手放した。

 

「……チッ…。」

軽く舌打ちすると、アッシュはギンジから自分のを引き抜いた。

緩んだ孔から、ゴポリと白濁の粘液が漏れ出る。

 

 

ギンジがこうなった原因は自分にあることをアッシュは知っている。

ただ、ギンジは戸惑っているだけなんだ。

本当に愛されているのかを確かめずに居られないだけ。

その為に、自分を苦しめているのをギンジは自覚しているのだろうか。

純粋な心を、自ら汚していく行為を繰り返すなんて。

 

『いつか、壊れてしまわないか。』それだけがアッシュは恐かった。

 

 

 

 

どうして、こんな風にしかお互いの愛を感じられなくなったのだろう。

幾度こんな夜を過ごせば、答えは見つかるのだろうか。

 

 

昔のように、何も無かった時のように。

あの微笑みを浮かべて欲しいと思うのは、残酷な事だろうか。


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桃さんとのメールで書く事になったアシュギンのマッド系(笑)
萌えそうな要素を入れてみたんですがどうですかー?(私信/笑)
因みにタイトル決めるのに相当時間掛けました(ぁ)

それでは、読んで下さって有難う御座いました★